第34回日本急性血液浄化学会学術集会

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会長挨拶

第34回日本急性血液浄化学会学術集会の概要

2023年8月10日(木曜日)

第34回日本急性血液浄化学会学術集会 会長
藤田医科大学医学部 臨床免疫制御医学講座
森山 和広

 本学術集会は、「急性血液浄化のパラダイムシフト」のテーマのもと、特に力を込めて企画させていただきましたのは「多職種連携」の視点です。特別セッションでは、「急性血液浄化施行時の看護の視点」や「血液浄化施行時の薬物動態」につき、看護師・薬剤師の専門家の立場から情報提供いただきます。さらに、多職種ワークショップ「多職種で血液浄化の質をあげる」では、医師・看護師・薬剤師・管理栄養士・理学療法士の先生方にご登壇いただき、チーム医療で血液浄化の質をあげるための提案をお願いしています。「血液浄化装置の開発」については、臨床工学技士だけでなく、看護師・薬剤師・小児科医師の視点から未来の血液浄化装置を考える企画を準備しました。
 また、血液浄化装置の基本操作やアラーム対応、管理のコツを学びたい方は、「ハンズオンセミナー」に参加いただくことをお薦めします(学会参加者は無料、定員制)。
 本学術集会での特別講演は、千葉大学名誉教授の平澤博之先生にお願いしました。招聘講演は鹿児島大学名誉教授丸山征郎先生、名古屋大学医学系研究科救急・集中治療医学分野教授松田直之先生にお願いしました。これらの先生方は、私が勝手に師匠と仰ぎ弟子入りさせていただいている先生方です。 “研究者の凄さ“を会員の先生方と共有したいとの思いで実現しましたことに感激しています。
 敗血症や急性腎障害などの病態や治療の最新情報は、アップデートセミナー(教育講演)として専門家の先生方に講演をお願いしています。特別セッションは、「CKRTの開始基準/終了基準を探る」「重症患者の体液管理とderesuscitationにおける血液浄化の役割」など国内外の学会でとりあげられている課題を解決するセッションとして、「記憶に残る症例、教訓的な症例」、「敗血症に対する血液浄化法」、「小児・新生児に対する血液浄化法」など、明日からの治療に役立つセッションとして企画しています。さらに、「これでわかる!セミナー」の20講演は、参加される先生方の知識の再確認に役立つと期待しています。このように、“急性血液浄化で、知りたいことの全て”を包含するような欲張りなプログラムとして仕上げたつもりです。公募演題もBest Presentation Awardへの29演題の応募を含めて70演題を越える演題を登録いただきました。活発な議論が交わされることを今から大変楽しみにしています。
 最後になりましたが、学術集会の趣旨に賛同いただいた15社さまと各種セミナーを共催します。15社さまとの企業展示、広告協賛を含めると40社にのぼる企業さまからの応援をいただきました。産学協働で学会を盛り上げていただけることを大変嬉しく思うとともに、多大なサポートにより、充実した学術集会が開催できることに心から感謝いたします。
 会場はJR名古屋駅に隣接しており、大変にアクセスの良い立地となっています。託児所利用補助やfood loss問題への取り組みにもチャレンジし、参加しやすい学会を目指して準備を進めてきました。
 多くの皆さまのご参加をお待ちしています。

第34回日本急性血液浄化学会学術集会の開催にあたって

2022年10月11日(火曜日)

 このたび第34回日本急性血液浄化学会学術集会を2023年9月30日(土曜日)、10月1日(日曜日)に名古屋市(ウインクあいち)で開催させていただく運びとなりました。34回の歴史の中で、本学会学術集会の名古屋での開催は意外にも少なく、西田修会長が開催されて以来5年ぶり2回目となります。歴史と伝統のある本会の会長を拝命し、大変光栄であるとともに、前回の名古屋開催の盛り上がりを思い返すと、責任の重さに身の引き締まる思いです。
 急性血液浄化とは、集中治療領域での血液浄化法を意味しています。その対象疾患である敗血症や急性腎障害などの臓器障害の病態は複雑ですが、分子や細胞レベルでの理解が進み、それらの病態に立脚した血液浄化法による各種臓器サポートに期待がよせられています。一方で、血液浄化に用いる医療機器、周辺薬剤、管理技術は、本邦が世界に誇る透析医療の高い技術が根幹をなしています。本学会は、このような高い専門性を持った集中治療、救急医療、透析医療、感染症診療、外科診療に携わる医師、臨床工学技士、看護師、薬剤師、臨床検査技師、管理栄養士、理学療法士などの多職種の皆さま、および企業や大学の研究者、教育者の皆さまが一同に集まって議論できる“大きな化学反応”が期待できる場です。
 本学術集会のテーマは「急性血液浄化のパラダイムシフト」としました。学術集会は、化学反応の場に投入する“触媒“の働きをします。活発な遠慮のない議論の中から研究・治療の新たなパラダイムが生まれてくることを期待しています。
 本学術集会では、血液浄化の課題を解決するようなシンポジウム、記憶に残る症例、教訓的な症例を共有するワークショップ、よくわかるセミナーなど、できるだけ多くの職種の幅広い経験層の皆さまにとって魅力的なプログラムになりますように、多方面からのご意見に耳を傾けて鋭意企画を進めてまいる所存です。
 会場はJR名古屋駅に隣接しており、大変にアクセスの良い立地となっています。名古屋グルメから歴史観光まで幅広く楽しめるものと思います。多くの皆さまのご参加をお待ちしております。

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